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Outlook 添付ファイル消える問題解決方法

PC ワーク

こんにちは、のざっぺです。

私の会社のメールソフトはOutlookを使用しています。最近問合せで「添付したファイルが相手側で開けない」という現象が多いです。詳しく聞いてみると相手側の添付ファイルが「winmail.dat」になっていて開けないということでした。Outlook同士なら問題ないのですが、相手先が違うメールソフトだと発生する現象みたいです。実際に問題のメールを送ってもらい、Outlookではないメールソフトで確認したところ私のところでは添付ファイルが消えていました。今回はこの原因と対策を紹介していきます。

原因

原因はOutlookの機能にある「TNEF」が関係していました。「TNEF」とは「リッチテキスト形式」のときにOutlookの処理に必要なデータをカプセル化して送信する形式みたいです。何を言っているのかわかりませんが、この処理が行われることにより添付ファイルが「winmail.dat」になったり、ファイル自体消えてしまったりするようです。

解決方法

簡単な解決方法は「リッチテキスト形式」ではなく、「HTML形式」または「テキスト形式」で送ることです。ただこちらの解決方法ではうまくいかないときもあるそうです。

根本的な解決方法は「TNEFの機能を止める」ことです。こちらはレジストリを使用した解決方法となるので十分注意してください。違うところを修正したりするとパソコンが動かなくなる恐れがあります。下記が手順となります。

1.Outlookを閉じる

2.レジストリエディタを起動 (「Windowsキー」+「R」を押して「ファイル名を指定して実行」を表示。テキストボックスに「regedit」と入力しOKを押す。)

3.次のレジストリキーを探す ●Outlook2019の場合: HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\16.0\Outlook\Preferences

4.DWORD値を追加して名前を「DisableTNEF」とする

5.追加した「DisableTNEF」の値をに「1」と入力する

6.レジストリエディタを閉じて、Outlookを起動

まとめ

今回はOutlookで「添付したファイルが相手側で開けない」現象の解決方法を紹介しました。レジストリを修正しないとならないというのは非常に手間です。そもそも「リッチテキスト形式」なんか使用しないでほしいです。とは言っても会社も今年でOutlookではなく別のメールソフトを使用することになるのでそれまでの我慢となります。

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