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「Emotet」のコンピュータウイルスに注意してください!

PCワーク

こんにちは、のざっぺです。

皆さんは「Emotet」と呼ばれるコンピュータウイルスをご存じでしょうか。2019年から2020年にかけて多くの企業が被害に遭ったらしいのですが、2022年2月から急激に感染が増えているそうです。ロシアがウクライナ侵攻している影響もあるみたいです。社員から怪しいメールが届いたとの問合せがあり、確認したところ「Emotet」でした。ファイルは開いていないので感染は免れましたが、非常に巧妙で厄介なコンピュータウイルスだと思いました。今回は「Emotet」について紹介していきたいと思います。

Emotetとは

「Emotet」を簡単に説明しますと、メールに添付されている「Word」や「Excel」を開くとマクロが働き感染してしまいます。この説明だけでは添付されているファイルを開かなければいいだろうと思いますが、「Emotet」の厄介なところはメールの差出人が「友人」や「取引先」といったところです。「Emotet」に感染すると、メールアカウントとパスワード、アドレス帳などの情報が抜き取られてしまいます。その情報をもとにどんどん「Emotet」付きのメールを送り続けるというものです。知り合いからのメールですと開いてしまうという心理をついた恐ろしいウイルスなのです。詳しいことはIPAのサイトにあるので参考にしてみてください。

www.ipa.go.jp

怪しいメールは気を付けて!

「Emotet 感染」とネットで検索しただけでも多くの企業が感染被害に遭っていることがわかりました。1人感染しただけで、アドレス帳に登録されている全員がターゲットになりうるので、非常に厄介なウイルスです。知っている名前だからといって添付ファイルは絶対に開かないでください!メールアドレスを見ると全く違うものなのでそこも見極めの一つです。

感染チェックツールが無料で使用できる

もし、「Emotet」のメールが届いて開いてしまったや開いていないがウイルスに感染していないか心配だという方には、無料で提供されている「EmoCheck」を使用してください。やり方は簡単で、ダウンロードしたEXEを起動するだけで感染しているかの結果がわかります。

まとめ

今回は「Emotet」について紹介してきました。人の名前を使って感染拡大をしていくのは非常に厄介ですね。企業からすると信頼を失うリスクも高いので、セキュリティ対策はしっかりしなくてはならないと思いました。ただITリテラシーが低い社員は、取引先のメールだからといって、何も考えずに添付ファイルを開いてしまうことがあるので、このような巧妙なウイルスはその辺が大きい課題になっていくのかなと思います。そのためには、「社内への注意喚起」、「マクロの無効化」を徹底していかなければならないと思います。皆さんも怪しいメールは十分注意をしてください!

最後までお読みいただきありがとうございます。

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